タイ古式マッサージ

Thai traditional massage


東洋医学を基に約2500年の歴史があるブッダの主治医(シヴァカ師)による仏教医学がルーツとなっています。

2019年12月にコロンビア・ボゴタで行われた第14回無形文化遺産保護条約政府間委員会にて、タイ古式マッサージ「ヌアット・タイ」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

タイ古式マッサージは、「痛そう・・・」「アクロバティック」というイメージをお持ちの方もいると思いますが、タイでは日常のメンテナンスや医療としても取り入れられており、身体に優しく、マッサージ特有のもみ返しも出にくいマッサージ技法により「世界一気持ち良いマッサージ」「二人で行うヨガ」ともいわれるほど世界的にもポピュラーなマッサージ療法で、当サロンでは初めての方でも無理なく安心して受けていただける施術手技をご提供しています。

その特徴は、つま先から頭頂部までの全身を施術対象としてプラーナ(気)が通り、人体に流れている7200本ものエネルギーライン(セン)の、特に重要とされる主軸10本のセンに沿ってゆっくりとしたリズムで行うところにあり、指圧やマッサージで押したり、揉んだり、揺らしたりしながらセンの周辺に集中する神経や血管が刺激され、リンパ球の活性と増加、血液の流れの促進、身体の痛みの緩和、そして人間が持つ自然治癒能力や免疫力を高めるなどの効果があるといわれています。

セラピストの指、手のひら、腕・ひじ・ひざなどあらゆる部分を使って様々な手技で疲れや凝りをほぐし、痛みを和らげ、ストレッチングで一人では伸ばしきれない筋膜・筋肉・筋を無理なくゆっくりとのばして可動域を広げ、歪みも矯正していきます。

タイ古式マッサージは基本脚/足からスタートし、時間の約半分は足/脚に集中します。これはエネルギーライン(セン)の主軸10本のうち6本が脚/足に集中しており、脚/足にはつぼ、各臓器や器官に繋がる反射区が多く点在し自立神経も集中しており、ふくらはぎは心臓に血液を送り返すポンプの役割を果たしているためです。「足は第二の心臓」・「足裏は臓器を映す鏡」と言われ、タイ古式マッサージでも脚/足の健康は非常に重要と考えられています。

施術中はリラックス効果で自律神経の副交感神経が優位となり、脳がα波で満たされ、呼吸が深くなり、筋肉の緊張や血管や神経への圧迫が緩んで、体内に新しい酸素が取り込みやすくなります。

東洋医学が基とされたタイ古式マッサージは、単に疲れや凝りをほぐすだけでなく、根本的な体質の改善や免疫力や自然治癒力の強化と、疾患予防効果も期待できる身体にも心にも優しいマッサージ療法です。


オイル/リンパマッサージ

Oil/Lymph massage 


タイ古式マッサージを応用し、エネルギーライン(セン)に沿って心地よい圧と滑らかな流れる動きによるマッサージと、筋肉の硬さにより指圧も加えながら全身の疲れや凝りを取り除き、全身に巡っているリンパ管や血管にダイレクトにアプローチして刺激を与え、体内循環を整えていくタイ式オイルトリートメントです。

仕事や運動など日々の生活で優位となっている交換神経からトリートメントにより副交感神経へと切り替わり、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や「オキシトシン」というホルモンも分泌され自律神経が整い、身心共に深いリラックス感が得られるのが特徴です。

オイルトリートメントには様々な種類がありますが、当サロンではタイ古式マッサージをベースとした、東洋医学療法にリラクゼーションとリンパケアを兼ね備えたオイル/リンパマッサージとなります。

疲労やストレスにより硬くなり、緊張状態となった筋肉や神経を緩めて柔軟にし、不規則な生活や食生活、加齢などで弱った皮膚や血管やリンパ管を刺激して血液やリンパ液の循環を促進させ体内に蓄積した老廃物や毒素を排出し、身体の内外両面を整えて行きます。

オイルトリートメントというと女性が多く受けられる印象ですが、近年では仕事や運動、トレーニングのアフターケアなど身心のリフレッシュや健康維持、疲労回復のメンテナンスとして男性も受ける機会が多くなり、男性特有の加齢による体臭やメタボリックシンドローム、動脈硬化予防などの生活習慣病予防にも効果が期待できます。

女性/男性問わず日頃の疲労解消にはもちろん、健康で美しい身体づくりのためにぜひお役立て下さい。

フットマッサージ/足つぼ

Foot massage/Reflexology


Reflex=反射と、logy=学問を合わせた「反射学」という意味を持つ「Reflexology(リフレクソロジー)」とも呼ばれる足つぼマッサージ。

身体の臓器や各器官に繋がる抹消神経が集中している箇所(足つぼ)のことを「反射区」といい、この反射区にのっとってマッサージにより刺激しながら各臓器や器官、身体の部位に働きかけることをリフレクソロジー(反射学)といいます。

フットマッサージ/足つぼは、足裏やその周辺の反射区をマッサージにより刺激しながら血液やリンパの流れを促進して疲れや老廃物を取り除いて弱った臓器や器官の働きを活性させ、人間が本来持っている自然治癒力を引き出して正常な状態へと導いて行きます。

健康はまず足からと言われますが、「足は第二の心臓」、「足裏は臓器を映す鏡」と言われ、足の健康は身体の健康への第一歩と考えられています。

足と同様、手にも反射区が存在し「手は第二の脳」と呼ばれています。家事・運転・仕事・勉強・運動・PC・スマホなど常日頃稼働率が高い手足のケアは身体だけでなく脳の活性にも繋がります。


適応症状/期待効果


予防・緩和を目的として、以下の項目に効果が期待できます。(個人差があります)

●疲労 ●首こり ●肩こり

●四十肩/五十肩 ●背中のはり

●腰痛 ●神経質 ●関節痛

●脚/足のつり(こむら返り)●ゆがみ

●眼精疲労 ●頭痛 / 偏頭痛 

●むくみ ●冷え症 

●血行不良 ●リンパの循環不良

●内蔵機能低下 ●感染症予防

●慢性疾患予防 ●胃潰瘍 ●潰瘍性大腸炎 

●生活習慣病予防 ●不眠 ●鬱(うつ)

●自律神経の乱れ ●ストレス 

●体質改善 ●更年期障害

●免疫力を高める ●自然治癒力を高める

●生殖器機能低下(ED)予防/緩和

●前立腺疾患予防 

●生理痛 / 生理不順

●便秘予防/改善 ●肥満予防

●老化予防 ●ダイエット